11月3日（月） 美濃工業
10月21日（火） 美濃工業
10月6日（月） 美濃工業
10月4日（土） 美濃工業
アルミダイカスト大手の美濃工業株式会社（本社：岐阜県中津川市）は3日、10月に受けたサイバー攻撃に関する調査の最新状況を公表し、顧客情報や個人情報の一部が外部に流出したことを確認したと発表しました。
同社によりますと、システム障害は10月4日未明に確認され、原因はランサムウェア（身代金要求型ウイルス）による攻撃でした。
当初、情報流出については「可能性を否定できない」としていましたが、その後の詳細なフォレンジック調査（デジタル鑑識）により、第三報（10月21日公表）での「極小容量の通信」という認識を訂正。「相当量の通信の痕跡」が新たに発見され、情報流出の事実が確定しました。
攻撃は10月1日夜に社員のVPNアカウントが不正利用されて社内ネットワークに侵入されたことに始まり、3日夜からシステムの暗号化や破壊が実行されたとみられています。同社が4日未明にネットワークを切断するまでの間に、約300GBのデータが不正に外部へ送信された可能性があるとしています。
同社は10月28日にダークサイト（闇サイト）上で情報漏洩の事実を確認しましたが、翌29日には当該サイトが閉鎖されており、漏洩した情報の詳細な特定は進んでいない模様です。
美濃工業は、現時点において顧客や取引先で具体的な被害や情報の不正利用が生じた事実は確認されていないとしつつ、関係者には個別で連絡を進めています。同社は「多大なご迷惑をおかけしていること、改めて深くお詫び申し上げます」とコメントしており、引き続き調査とセキュリティ対策の強化を進める方針です。
※以上のタイトルおよび要約は、AI（Gemini）が生成したものをベースにしています。
