広島工業大学(広島市)は、同大学のネットワークシステムに対するサイバー攻撃に関し、調査結果を発表しました。攻撃により個人情報漏洩の可能性が懸念されていましたが、警察や関係機関と連携した調査の結果、個人情報を含むデータの外部への持ち出しは確認されなかったとしています。
11月12日(水) 広島工業大学
サイバー攻撃による情報漏洩の可能性に関するお詫びとお知らせ | INFORMATION | 広島工業大学
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事案の概要: 広島工業大学のネットワークシステムに対しサイバー攻撃が発生し、関係者の個人情報が漏洩した可能性が判明した。
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調査結果: 警察や関係機関と連携してログ調査を行った結果、個人情報を含むデータの外部への持ち出しは確認されなかった。また、ランサムウェアによる被害も発生していない。
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漏洩の可能性があった情報: 2025年6月13日時点で保持していた学生および教職員の「ユーザーID、氏名、メールアドレス、暗号化されたパスワード」。
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現在の状況: 現時点で個人情報の漏洩や悪用による被害(二次被害含む)は確認されていない。
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対応: 対象者にはメールで連絡済み。個人情報保護委員会および文部科学省へ報告済み。
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注意喚起: 今後、不審なメール等が送付される可能性も否定できないため、注意するよう呼びかけている。
※タイトルと要約は、AI(Gemini)が生成したものをベースにしています。
広島工業大学では、2008年と比較的早い時期から、個人情報漏えい防止や流出ルート究明が容易となるシステムを、NTT西日本の提案のもとで構築し、その後も熟成してきています。
広島工業大学さまの共通基盤系ソリューション導入事例
今回、重大な情報漏えい事案となる可能性もありましたが、今のところ、比較的軽微なダメージですんでいるのも、セキュリティに対する高い意識が学内に浸透しているためと考えられます。

