三菱自動車は11月6日、「デリカD:5」と「エクリプス クロス」の2車種について、エンジンの破損につながるおそれがあるとして、国土交通省に改善対策を届け出ました。対象となるのは、2019年(平成31年)2月から2024年(令和6年)3月にかけて製造された計8万3,379台です。

11月6日(木) 三菱自動車
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対象台数: 計83,379台(デリカD:5が約8万台、エクリプス クロスが約2,700台)。
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不具合の箇所と原因: 燃料圧力センサーのコネクター部。エンジンルームへの高圧洗浄などにより、コネクター内部に水分が浸入することがある。

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想定されるリスク: 水分浸入によりセンサーに異常が生じ、燃料噴射量が増加することで、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。
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改善対策(修理)の内容: 全車両に対し、燃料圧力センサーのコネクター部に防水カバーを装着し、エンジン制御用コンピューター(ECU)のプログラムを対策仕様に書き換える。
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区分: 改善対策(リコール届出とは法的区分が異なるが、保安基準不適合のおそれなどがある場合の措置)。




