京都大学は2025年11月26日、同大学文学研究科図書館のWebサイトが第三者からの不正アクセスを受け、改ざんされていたことが判明したと発表しました。

11月26日(水) 京都大学 大学院文学研究科・文学部
【文学研究科図書館】Webサイトへの不正アクセスについて(お詫びとご報告) – お知らせ
大学の発表によりますと、改ざんが行われていた期間は2025年2月6日から11月13日の間とみられます。サイトの脆弱性を狙った攻撃により、過去の記事約100件に不正なスクリプトが埋め込まれていました。この影響で、当該期間中にサイトを訪れた利用者のブラウザ上で、不審な広告が表示されたり、意図しない外部のWebサイトへ強制的に誘導されたりした可能性があります。
大学側は、改ざんされたWebサイトには外部公開用の情報のみが保管されており、個人情報の漏洩は確認されていないとしています。
事態を受け、京都大学は当該Webサイトを閉鎖し、現在は代替となる簡易な仮サイトを公開しています。今後は、セキュリティ対策を強化したWebサイトへのリニューアルを2026年4月に実施する予定であり、引き続き原因究明と再発防止に向けた調査を進める方針です。
また、大学は利用者に対し、影響が考えられる期間中に当該サイトを訪問し、不審な挙動を経験した場合は、念のため自身の端末でセキュリティチェックを行うよう呼びかけています。

※タイトルと要約、イメージは、AI(Gemini)が生成したものをベースにしています。

