楽天市場

業務用加湿器メーカーのウエットマスター株式会社(本社:東京)は2025年12月12日、同年8月に発生した同社へのランサムウェア攻撃に関する調査結果と対応状況を発表しました。同社の発表によりますと、攻撃の侵入経路は海外からクラウドサーバーに対するリモートデスクトップ接続であったことが判明しています。

12月12日(金) ウエットマスター

弊社へのランサムウェア攻撃の対応経過および今後の見通しについてのご報告


このサイバー攻撃により、社内サーバーや一部のパソコンに保存されていた約9,000件の取引先情報が外部に流出した可能性があります。対象となる情報には、製品や部品の送付先、納入現場の住所、担当者名などが含まれています。なお、同社は外部専門機関を通じて調査を行いましたが、現在のところダークウェブ上での情報公開や、流出情報が悪用されたことによる二次被害は確認されていないとのことです。

同社では攻撃発覚後の8月25日にネットワークを遮断し、警察や関係機関への報告を行いました。その後、システムの初期化や再構築を進め、10月15日には基幹業務システムの仮運用を再開しています。現在はセキュリティ対策の強化を進めており、2026年1月以降、順次システムが完全復旧する見通しです。

ウエットマスター社は、「関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫びするとともに、再発防止と信頼回復に努める」としています。


※タイトルと要約、イメージは、AI(Gemini)が生成したものをベースにしています。


これまでに公表されたリリース:


9月19日(金)  弊社業務状況に関しまして
8月29日(金)  当社へのランサムウェア攻撃に関するご報告と対応措置について