株式会社STNet(高松市)は2026年1月21日、同社のクラウドサーバーサービスの運用ネットワークに対する不正アクセス事案について、社内調査の結果を公表しました。調査によると、顧客企業の担当者など計2万846人分の個人情報が漏えいした可能性があります。
1月21日(水) STNet
弊社ネットワークへの不正アクセスに関する調査結果のご報告 | ニュース | 株式会社STNet(エスティネット)
この問題は2025年11月に発覚したもので、何者かが同社の専用ネットワークに侵入し、サーバー内に保存されていたリモートアクセス用の設定ファイルを悪用して不正アクセスを行いました。
調査の結果、漏えいした可能性がある情報は、サービスを利用する企業・団体の担当者の氏名やメールアドレスのほか、一部の対象者については電話番号や生年月日も含まれています。また、システムに関連するIDやパスワード等の情報も対象となっています。
同社は、情報の漏えいが疑われる顧客に対して個別に連絡を行っています。なお、現時点において、この件に起因する情報の不正利用などの二次被害は確認されていないということです。
STNetはすでにネットワークのセキュリティ点検を完了しており、現在は通常通り安全にサービスを運用していると説明しています。同社は「今回の事態を重く受け止め、管理体制の見直しなど再発防止策の検討を進める」としています。
STNetの主な顧客:
同社は四国電力グループの通信事業者であり、顧客は「法人・自治体(B2B)」と「個人(B2C)」に大別されます。
今回の不正アクセス事案で被害を受けた可能性があるのは、主に法人・自治体向けの「STクラウドサーバーサービス」等を利用している顧客層です。
「STクラウドサーバーサービス」やデータセンター「Powerico(パワリコ)」などは、高いセキュリティや災害対策を求める以下の組織に利用されています。
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地方自治体・公共団体
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四国地方の県や市町村(LGWAN関連システムなど)
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教育委員会(例:高知県教育委員会)
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国保団体連合会(例:愛媛県国民健康保険団体連合会)
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四国に拠点を置く主要企業・製造業
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株式会社タダノ(建設機械・高松市)
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四国化成コーポレートサービス株式会社(化学・丸亀市)
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石丸製麺株式会社(食品・高松市)
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丸三産業株式会社(衛生用品・愛媛県)
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全国規模の大手企業
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大塚ホールディングス株式会社(医薬品・食品)
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住友金属鉱山株式会社
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日本アイ・ビー・エム株式会社(パートナー・利用企業として)
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教育・医療機関
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大学(例:四国学院大学)、病院など
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IT企業・システムインテグレータ
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同社のインフラを利用して、さらにエンドユーザーへサービスを提供しているIT企業(例:テック情報株式会社など)
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四国電力グループ各社
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親会社である四国電力およびグループ会社
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※タイトルと要約、イメージは、AI(Gemini)が生成したものをベースにしています。
これまでに公表されたリリース:
11月21日(金) 弊社ネットワークへの不正アクセスに関するお詫びとご報告 | ニュース | 株式会社STNet(エスティネット)
