消費者庁のサイトに、製品に起因する可能性がある重大事故等の情報が日々掲載されていますが、階層的に整理され過ぎているため掘り起こして掲載していきます。
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8月22日(金) 【重傷】 ブリヂストンサイクル 電動アシスト自転 車 F6DB40
2016年 12月から 2020年 12月までに製造した一部の自転車・電動アシスト自転車用車輪の「ステンレス製リム ※1 」リコール(無償交換)のお知らせ事故の状況:令和7年6月26日、東京都で使用者(70歳代)が当該製品で走行中、前輪リムが破損し、左側から一回転して転倒、負傷した。
事故の原因:現在、調査中であるが、リムの破損が原因で走行時にバランスを崩すことにより事故が発生したものと考えられる。
令和4年10月11日からリコールを実施。回収率は完成車40.9%、補修用リム1.3%
※リコール対象は完成者604,845台、補修用リム30,116本で、本事案以外に5件の重傷事故が発生
消費者庁公表資料
リコール対象となっている電動アシスト自転車は、2022年10月11日にリコール情報が出され、2023年5月16日に対象車両が追加されています。
また、ヤマハ発動機からも対象製品が販売されています。
2016年12月から2020年12月までに製造された自転車・電動アシスト自転車604,845 台の車輪の「ステンレス製リム」と、2016年12月以降、補修用として交換された「ステンレス製リム」30,116 本 が対象で、ブリヂストンサイクル、ヤマハ発動機それぞれの車両情報のラベルで対象かどうか確認する必要があります。
また、補修・交換されたリムについては、リムの刻印、ラベルで対象かどうか確認する必要があります。
該当する場合、リムの無償交換を受けることができます。
まだ、35万台以上の完成車と、2万9千本以上の補修用リムが未交換です。
特に前輪のリムが破損すると前のめりに転倒し、重傷事故につながる恐れがあります。
該当する場合はすぐに交換を依頼してください。
すべてかどうかは不明ですが、補修したリムのラベルにも書かれているとおり、回収対象の製品のリムは中国で製造されたもののようです。