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消費者庁のサイトに、製品に起因する可能性がある重大事故等の情報が日々掲載されていますが、階層的に整理され過ぎているため掘り起こして掲載していきます。

※リリース等のリンク先が削除されていることがあります。
 →画像のリンク先に、関連する情報を掲載している場合があります。

9月2日(火) 【火災、軽傷2名】 三菱重工業(現 三菱重工サーマ ルシステムズ) エアコン SRKS40E1G2-W

三菱重工製エアコン(ビーバーエアコン)ご愛用のお客様へ無償点検・改修のお願い事故の状況:令和7年8月12日、島根県で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生し、2名が軽傷を負った。
事故の原因:現在、原因を調査中。
製造から15年以上経過した製品
平成30年1月11日からリコールを実施。改修率は9.6%
※リコール対象は約93万台で、本事案以外に29件の火災が発生

消費者庁公表資料


リコール対象となっているエアコンは、2018年1月11日にリコール情報が出されています。

1999年10月から2007年に製造された「ビーバーエアコン室内機」約93万台が対象で、本体下部の銘板で対象かどうか確認する必要があります。



該当する場合、無償点検・改修を受けることができます。

まだ、約84万台のエアコン室内機が未改修です。
室内送風用ファンモータのリード線接続部から発火に至るおそれがあるとのことですので、該当する場合はすぐに改修を依頼してください。


リコール情報では明らかにされていませんが、消費者庁の資料では輸入されたものとあり、タイに1988年に設立された合弁会社MACO(Mitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co., Ltd.)で、現在でも製造されているようです。

タイ合弁MACO社のエアコン生産体制を増強三菱重工サーマルシステムズ、部品製造の第3工場および電装工場を新設