消費者庁のサイトに、製品に起因する可能性がある重大事故等の情報が日々掲載されていますが、階層的に整理され過ぎているため掘り起こして掲載していきます。
※リリース等のリンク先が削除されていることがあります。
→画像のリンク先に、関連する情報を掲載している場合があります。
8月1日(金) 【火災】 東芝(現Dynabook) ノートパソコン dynabook T350/56BWTWS03R
ACアダプター交換・回収プログラムに関するお知らせ事故の状況:令和7年7月13日、千葉県で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。
事故の原因:現在、調査中であるが、当該製品に付属の一部のACアダプターについて、製造上の不具合により、DCプラグ部の絶縁性能が低下し、異常発熱して発火したものと考えられる。
平成30年6月22日からリコールを実施。回収率は20.1%
※リコール対象は4,982,498台で、本事案以外に49件の火災が発生
消費者庁公表資料
リコール対象となっているACアダプターは、2018年6月にリコール情報が出され、2024年2月に交換対象範囲を大幅に拡大(約52万台➔約498万台)されています。
2008年4月から2012年12月に製造された36型番の4,982,498台が対象で、ACアダプターのラベルの印字内容により回収対象かどうか確認する必要があります。
該当する場合、代替のACアダプターへの交換を受けることができます。
まだ、398万台近くが未交換です。
Windows XPからWindows 7、8(の走り)の頃の製品ですので、もう現役ではないと思われますが、今後処分する前に充電して初期化しようなどとすると、危険です。
該当する場合はすぐに交換を依頼してください。
すべてかどうかは不明ですが、ラベルにも書かれているとおり、回収対象の大半のACアダプターは東芝の委託により中国で製造されたもののようです。