公益財団法人ふるさと島根定住財団(松江市)は12月23日、同財団が管理するシステムにおいて、就職イベントなどに参加を申し込んだ学生らの個人情報が、関係のない企業3社に誤ってメール送信されていたと発表しました。漏えいした情報は1,238人分に上ります。
12月23日(火) ふるさと島根定住財団
財団によると、誤送信されたのは「しまね1Day仕事体験」や「しまね就職活動等応援助成金」などの申込者の氏名、電話番号、住所、メールアドレスなどです。令和7年12月19日に、メールを受信した企業からの連絡を受け事態が発覚しました。調査の結果、誤って送信されたメールの総数は3,661件確認されています。
原因について財団は、内部で使用している「企業管理システム」と「企業カルテシステム」の連携に関わる不具合と説明しています。職員が同一のブラウザで両方のシステムにログインして作業を行った際、システム間の情報が誤ってリンクし、相談対応中だった企業3社の担当者メールアドレスが、イベント申込情報の自動通知先として登録されてしまったということです。
財団は発覚後、速やかにシステムの設定を修正し、誤送信先の企業に対してデータの削除を依頼しました。現時点で、当該企業から外部への二次漏えいは確認されていないとしています。また、対象となった学生らに対しては、メールや書面で経緯の説明と謝罪を行いました。
財団は今後、システムの根本的な改修を行うとともに、改修が完了するまでの間は運用管理を徹底し、再発防止に努めるとしています。
※タイトルと要約、イメージは、AI(Gemini)が生成したものをベースにしています。


