お知らせ、プレスリリース等が公表された国内のセキュリティ事案について、随時掲載します。
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9月2日(火) 良知経営
不正アクセスによる企業情報及び個人情報の流出の可能性に関するお詫びとお知らせ事案の概要:株式会社良知経営は2025年9月2日、同社のサーバーが第三者による不正アクセスを受け、企業情報および最大で約45万件にのぼる個人情報が流出した可能性があると発表しました。流出の可能性がある情報には、2006年から2023年までの仕入れ・販売・在庫データや、同社が運営・過去に運営していた店舗のポイントカード会員情報、ミネラルウォーター「カリメラ」や食品・酒類の配達先情報、さらに一部顧客の銀行口座情報や従業員の勤怠データなどが含まれています。同社は8月18日に不正アクセスを検知し、直ちに通信を遮断したうえで、個人情報保護委員会および神奈川県警察に報告し、外部の専門機関による調査を進めているとしています。現在、情報の流出有無や範囲については調査中で、確認され次第、対象者に個別連絡を行う方針です。同社は再発防止に向けてセキュリティ対策の強化と監視体制の見直しを進めており、今回の件は「株式会社神戸物産」および他社が運営する業務スーパーとは一切関係がないとしています。
漏洩の可能性がある個人情報数:457,565
■不正ログインによる個人情報漏えいがあった企業の公式サイト:

良知経営
設置場所: Xserver
Web: nginx+WordPress
SSL: Let’s Encrypt R12 (US)
※タイトルと本文は、AI(GeminiまたはCopilot)が生成したものをベースにしています。
業務スーパーは、神戸物産が全国に展開している1,116店舗のうち、直営4店舗をのぞいてフランチャイズで運営されています。
一般的なフランチャイズ契約は店舗と本部が契約する形態が主ですが、業務スーパーでは直轄エリアとされる18都道府県では店舗単位で、他の地方エリアとされる地域では県単位に複数店舗を展開できる契約形態になっています。
2025年10月期第2四半期(中間期) 決算説明資料
良知経営は、この地方エリアのメガフランチャイジー(複数の業種・ブランド・店舗を経営する企業)の一つで、8都道県に78店舗を展開しています。
神戸物産のPB商品に加えて酒類、生鮮食品を含むPB商品2000アイテム以上の品揃えで、「生鮮&業務スーパー」、「酒&業務スーパー」の名称で出店しています。
今回、不正アクセスの影響を受けたのは、12店舗(営業中の11店舗+閉店済の1店舗)です。
良知経営では、業務スーパーのほかに酒類専門の「パスポート(ヤスブンを吸収)」5店舗と「ノムリエ」1店舗を自社で展開しています。
こちらの店舗系列で不正アクセスの影響を受けたのは、パスポート(ヤスブン)21店舗(営業中の5店舗+閉店済の16店舗)すべてと、ノムリエ1店舗(閉鎖済で、営業中の1店舗は無事)です。
今回の事案で漏えいした可能性があるのは、これらの店舗で提供されていたトクトククラブというポイントカードを登録する際に顧客が提供した個人情報とのことですが、残念ながらAI(Gemini、Copilot、ChatGPT)に尋ねても詳細は不明です。
また、他にも仕入販売在庫データ、ミネラルウォーターの顧客情報、配達先の顧客情報、一部の従業員情報も漏えいの対象とされていて、まとめて管理していた社内のサーバーが狙われたようです。
よって、お知らせの末尾に書かれているとおり、本事案は、 「株式会社神戸物産」および 「他社が運営している業務スーパー」 とは一切関係ないということになります。
業務スーパー全体で提供されている、Gyomucaも無関係です。