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生成AIの普及が急速に進む中、自律的に判断・行動する「AIエージェント」への注目が高まっています。一部海外メディアでは「AI就職氷河期」という言葉も飛び交う中、日本のビジネスパーソンはAIとの協働をどのように捉え、どのような不安を抱いているのでしょうか。

2026年2月17日、音声認識エンジン「AmiVoice」で知られる株式会社アドバンスト・メディアが、「AIエージェントの利用と人との協働に関する調査」の結果を公表しました 。20代から60代の国内ビジネスパーソン1,000名を対象としたこの調査から 、現場のリアルな期待と課題感、そして組織内における認識のギャップが浮き彫りになっています。




2月17日(火) アドバンスト・メディア

【AIエージェントの利用と人との協働に関する調査(国内)第一弾】 理想の協働関係は「AIが補助し、人間が主導する」が52.7% 米国では「AI就職氷河期」が話題に。AIは人の仕事を奪うのか? 「AIエージェントと生成AIの違い」理解度に格差。経営層の理解度は一般社員の約3倍 サンプル数:1,000

人間主導の協働を望む現場、AIに奪われる不安は「3人に1人」

本調査で最も注目すべきは、AIエージェントと人間の理想的な協働関係についての回答です。「AIが補助し、人間が主導する」という回答が52.7%と過半数を占めました 。一方で、「人間が補助し、AIが主導する」と答えた人はわずか7.4%にとどまっています 。

この結果は、ビジネスの現場がAIによる完全な代替や主導権の委譲を求めているのではなく、あくまで人間を主体とした上でのサポート役としてAIを位置づけていることを明確に示しています 。

また、AIによって「自分の仕事が奪われる可能性を感じる」と回答した人は約3人に1人(32.9%)存在しました 。過半数(52.0%)は大きな懸念を示していないものの 、依然として一定層においてAIへの警戒感が根強く残っていることがうかがえます 。

導入への期待と最大のハードル

AIエージェントの導入状況については、「すでに導入されている(11.6%)」「導入を検討している(12.5%)」を合わせ、全体の約24%の企業で具体的な動きが進んでいることが確認されました 。さらに、回答者の63.3%がAIエージェントによって「業務が効率化される」と期待を寄せています 。

しかし、導入に向けたハードルも明確になっています。AIエージェント導入にあたっての最大の懸念事項として「セキュリティ・情報漏洩(51.4%)」が挙げられました 。次いで「精度や信頼性の低さ(46.9%)」となっており、AIの出力品質や安全運用に対する強い不安が、導入の障壁となっている実態が浮かび上がっています 。

経営層と一般社員に生じている「理解度の約3倍の格差」

本調査では、組織内におけるAIリテラシーの非対称性という、極めて示唆に富む課題も指摘されています。

「AIエージェントと生成AIの違い」について、「明確に理解している」と答えた人は全体でわずか9.6%にとどまりました (「全く知らない」「聞いたことはあるが違いは知らない」の合計は64.2%に上ります )。

特筆すべきは役職間のギャップです。民間企業においてこの違いを「明確に理解している」と答えた割合は、経営層が20.6%であるのに対し、一般社員は6.5%と、約3倍もの開きが生じています 。

アドバンスト・メディアは、この経営層と現場における理解度の格差が、人とAIの協働を停滞させる一因になりうると分析しています 。AIエージェントという新しい技術を真に業務プロセスへ定着させるためには、技術的な安全性の担保だけでなく、現場レベルでの理解度を底上げし、全社的なリテラシーを高める教育が不可欠と言えるでしょう 。


(リリースより)
生成AIとAIエージェントの違いについて: 
生成AIが与えられた指示に従って文章や画像を生成するのに対し、AIエージェントは与えられた目標を理解し、周囲の状況を自律的に判断しながら、目的に基づいた計画を自ら立てて実行するシステムで、両者の役割が大きく異なります。

 

※タイトルと要約、イメージは、AI(Gemini)が生成したものをベースにしています。